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箱 改

by 故やす子

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烈火 01:04
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てる 02:10
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背理 00:48

about

故やす子海外レーベル第一弾の「箱」を大胆にリマスタリングした。
現在の故やす子サウンドと比べると箱は、決して迫力のある音像というよりガレージマスロックの要素が強かった印象に思えるが、暗にマスロックといっても、よく聴けば揺れがあるわけで、その点故やす子のルーツであるDjango Reinhardtと比べてきっちりピアノロールのグリッドに沿ったドラムスなどは、正に性格すぎる演奏で、ギターやベースドラムスから、始めた、所謂プレイヤー気質の方から聴くともしかしたら、このカッチリさがいいのかもしれない。

ヴォーカルが埋もれているのもオールドスクールなハードコア感あって良いのだが、今回は、もっと演奏を目の前でされているような荒々しくもよりソリッドでライヴ感のある音作りにした。
もう「箱」の音は故やす子さんはつくらないだろう。埋葬の意味もあったかもしれないし、ヴォーカルの音を前に出す努力をしたが、これでいいんだよと、別に思っているわけではないが、きょうび”正解”を求める同業者には、自分の音作りについて批評の眼が向いておらず、他人に評価を委ねるような、アマチュアリズムの極みのようなリスナーに安易な批評、評論を許すようなものに唾棄してどうする。
闘いが己に、自己葛藤が己にない。
私なりに良いサウンドができた自負はある。
気合い一発とバイブスを感じて欲しい。

故やす子さんの作品をリリースさせていただく立場からリマスターする立場から自分の音作りを書いてみた。

籠島雫

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released August 6, 2021

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